May 13, 2011

フレッツ光ポータブルを使ってみた

利用開始から1ヶ月ほど。

携帯性
問題無し。タテヨコはiPhoneより小さく、厚みはiPhoneより多少厚いぐらい。
カバンに入れて邪魔にならないサイズ。

バッテリー
問題無し。無通信時にスタンバイモードになるのが効いているのだと思う。

通信品質
問題無し。自分はdocomoのSIMを刺しているので、いPhoneでdocomoのネットワークを使えるのは大きい。
WiFiと3Gの自動切替もすごく便利。

コスパ
問題無し。というか、月額315円(フレッツスポットを使うと+210円)という料金はすごくお得。

所感
もうすぐiPadが届くけど、フレッツ光ポータブルを使うことを見越してWiFiモデルにした。たぶん正解だろうということは容易に想像がつく。既にMBAでは恩恵を受けている。会社支給のPCもデータカードではなく、こちらで接続して使っている。
欠点(というか気づいたこと)は、iPhoneの画面を見ているだけではWifiや3Gの電波状況がまったくわからないこと。逆に言うとこれぐらいしかデメリットを感じない。
非フレッツなプロバイダ + EMobileな人はフレッツ + フレッツ光ポータブル + mopera定額と料金を比較してみる価値はあると思う。フレッツなのにイーモバな人はイーモバ解約してOKだと思う。

June 10, 2009

Google Developer Day 2009へ行ってきました。

Google Developer Day 2009へ行ってきました。

R0014405

午前中はミーティングが入っていたため、午後からの参加でした。

残念ながら基調講演は聴けず。
HTML5やGoogle Waveの話があったようです。

R0014401


聴いたセッションは・・・


Google App Engine
- Life of Google App Engine Request -

スピーカーはGoogleのフレッド・ソオー氏。

主にGAEのDatasotre周りの実装テクニックの話でした。
Entityに関連Entityのキーとなる値であるStringのList Propertyを持たせる話とか
Merge Joinのテクニックとか。

私はハッキリ知らないのですが、恐らくLazy Loadingができないため
このようなテクニックが存在するのでは?と思いました。

Joinの話は、Salesforce.comのForce.comも同様なのでよく理解できます。

既にGAEをバリバリ触っているような上級者向けのセッションでした。


Java で動かす Google App Engine

スピーカーはGoogleの夷藤 勇人氏、鵜飼 文敏氏。

こちらはGAE/Jの紹介セッションといった内容。

GAEが何を提供するのか?
認証・Datasotre・キャッシュ・Email・URLフェッチ等でどんなAPIを提供し、どんな実装をしているのか?
Sandbox制限(Force.comのガバナ制限のようなもの)、
今後実装予定の機能、
スケールを考えたデータ構造の設計・実装テクニック(これは直前に聞いたセッションと多少被る内容も。)
などのお話しがありました。

表面上のAPI仕様と実装とが分かれているため、API Proxyというアーキテクチャが実現でき、これによりAOP/インターセプターっぽいことができるという話があり、ちょっとうらやましかったです。
Force.comにもAOP的な機能が欲しいです。

RDBではないので、データの非正規化を恐れずに!という話はよくわかります。あまり細々と正規化してクエリが複雑になるよりは、クラウドにおいてはシンプルなクエリ一発で必要なデータを取れるようにデータ設計するべきですね。

GAEのDatastoreは、「ソフトスキーマ」というアーキテクチャを採用しているそうです。これは、スキーマを固定せずにJPAやJDOのアノテーションのみでスキーマを定義するというものだそうで。
推測するに、Force.comのメタデータに近い概念なのではないでしょうか?
わかりやすく言えば、Force.comではDB物理層に直接テーブル定義を生成しているわけではなく、"メタデータ"と呼ばれる「データ構造の定義」をDBに格納し、実データは多数のカラムを持つ単一テーブルに格納するというアーキテクチャです。
GAEのDatastoreは実装にBigtableが使われているので、やはり物理層にテーブルを作成しているわけではありません。アノテーション定義によってアプリケーション側からはテーブルがあるように見えていながら、その裏側で動いている実装では個々のテーブルを作成せずにデータはすべてBigtableという多数のカラムを持つ単一のテーブルに格納している・・・というアーキテクチャなのでしょう。たぶん。

GAEには非同期処理・テキスト全文検索・インバウンドメール・データのインポート/エクスポート等の機能はまだ実装されておらず、今後実装予定とのことです。
まだエンタープライズ用途では使えないかな。


クラウドコンピューティングがもたらす5つのメリットとは

スピーカーはGoogleの泉 篤彦氏。
エンタープライズ分野のプリセールスエンジニアをされている方だそうです。
このセッションでハッキリ聞くことができました。
Googleがエンタープライズ向けに扱っているサービスには、GAEは含まれていません。

このセッションは、Google AppsのPremier/Education Editionの紹介セッションという色が濃いモノでした。

クラウドコンピューティングがもたらすメリット、というお題ですが、内容はクラウドのメリット、SaaSのメリット、Googleであることのメリット、Google Apps固有のメリットが混在していました。

まあ、キレイに切り分けるのは難しいのですが、気をつけないと「クラウドコンピューティングってよくワカラナイ」という人がますます増えそうです。

他のクラウドサービスとの連携が容易である、というくだりではSalesforceが紹介されていました。

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Google エンタープライズ エコシステムとは –Google Enterprise Partner–

こちらも引き続き泉氏のセッション。

エンタープライズ向けサービスのパートナー制度の紹介でした。


Google テクノロジー ライトニングトーク

サイオステクノロジー松尾さんによる、自作のGAE向けフレームワーク"Kay"の紹介。
デバッガを使えるのがいいですね。Force.comもブレークポイントを置いて、ステップ実行して、変数の値を確認して・・・とできたらいいのに。

Seessaaの安藤さんによる、Rails on GAE/Jの話。
当初はエライ大変な手順を踏まないとGAE/J上でRailsを動作させることはできなかったのを、とてもとてもカンタンにした、というお話し。

日本Androidの会の近藤さんによる、Androidが組み込み業界へ与えるインパクトのお話し。将来はPCと携帯の垣根が無くなるという展望をお話しされていました。

スパイスボックスラボラトリの神部さんによる、Open Social Hackathonのお話し。Hackathonに参加しよう!というメッセージを熱く語っていました。

E-flowの久野氏による、Dalvik VM実装のお話し。Google謹製のDalvik VMがケータイJavaの2~5倍も遅かったので、自分で実装してケータイJavaと同等まで持って行ったお話し。非常に素晴らしい成果だと思います。一方で、Dalvik VMとは何か?に一切触れなかったので、会場には「そもそもDalvik VMってなに?」な人が多かったのでは?と心配になりました。

最後に、松尾氏がTokyo GTUG(Tokyo Google Technology Users Group)を立ち上げました、と紹介されていました。

Tokyo GTUG
http://groups.google.com/group/tokyo-gtug


個人的に(職業柄?)Googleのエンタープライズ向けサービス戦略の情報を得たかったのですが、今のところGoogleのエンタープライズ向けサービスはGoogle Appsと検索アプライアンス、企業向けGoogle Map APIという内容のようです。
GAEはデータ管理やユーザの権限コントロールが不十分だったり、ワークフローなどが実装されてなかったりと、エンタープライズ用途にはまだまだですね。



なんと、事前登録者全員に携帯電話がプレゼントされました。

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Google製OS「Android」搭載のHTC製端末です。

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先日、サンフランシスコで行われたGoogle I/Oでも入場者に配られたそうですが
まさか、日本でもやるとは!

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Googleさん、太っ腹です。

これはdocomoから発売されるHT-03Aとほぼ同等のものです。
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/pro/ht03a/index.html

docomo発売前なので、この日この端末を手にした人は
恐らく日本で最も早く日本語入力可能なAndroid端末を入手したことに
なるのではないでしょうか。

あともらったのは、タオルとかステッカーとか。

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事前登録の時にTシャツのサイズを聞かれたので
てっきりTシャツをもらえるのかと思っていましたが・・・
急遽タオルに変更になったのでしょうか。

June 11, 2008

Google Developer Day 2008 Japan

Google Developer Day 2008 Japan
http://code.google.com/intl/ja/events/developerday/2008/home.html

行きたかったー!!!
今月いっぱいまでは1日たりとも休めない仕事なので、泣く泣く諦めました。


↓↓↓ このへんを見て、行った気分になることにします。 ↓↓↓

グーグルが日本で開発者イベント、取り組むべき「三つの課題」とは
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080610/307447/

Androidの真価は“モバイル・マッシュアップ”---グーグルの担当者がデモ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080610/307445/

[Google Developer Day 2008]OpenSocialのセッション
http://builder.japan.zdnet.com/member/u332219/blog/2008/06/10/entry_27002287/

[Google Developer Day 2008]Google Gadgets
http://builder.japan.zdnet.com/member/u332219/blog/2008/06/10/entry_27002291/

[Google Developer Day 2008]Google Developer Day 2008にやって来ました。
http://builder.japan.zdnet.com/member/u332219/blog/2008/06/10/entry_27002266/

【Google Developer Day 2008】2年目の開発者会議、パシフィコ横浜にて本日開催
http://codezine.jp/a/article/aid/2634.aspx

【Google Developer Day 2008】次世代Webのキーワードは「3つのC」
http://codezine.jp/a/article/aid/2635.aspx


「Androidの真価は“モバイル・マッシュアップ”」なんて言われちゃうとiPhone 買おう!という意気込みが薄れちゃいます。
7月11日発売と聞いて買う気満々だったのですが(笑)


個人的に、 Google と提携した docomo や au にまさにそれを期待していたのですが・・・
意外とおカタイ携帯キャリアにはそういう発想は難しいのかもしれません。


でもまあ、開発者向けイベントということもあるのでしょうけど、公開されている API についてのセッションが中心で、Google の内部テクノロジーについてのセッションが無いのが残念と言えば残念。
GFS をはじめとして、Google には他に類を見ない独創的で常識を越えたテクノロジーがたくさんあるのに。

January 25, 2008

ドコモとGoogleの提携

先日、auが28日に大発表を行うという発表があったのを受けて、
このブログではGoogleとの連携強化を期待する思いを書きました。

http://techjudith.blogspot.com/2008/01/au-by-kddi.html

なんと、今週NTTドコモがGoogleとの大提携を発表してビックリしているところです。

http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20184967,00.htm

私がau/Googleに期待したことを、ドコモがやってしまいそうな予感・・・

今回の発表によればYouTube、Picasa、Google Calendarとの連携など、
私の望むサービスがいくつか実現されそうです。

来週のauの発表がどれだけインパクトあるものなのかを見てからになりますが、
ドコモへ乗り換えようかと考え始めています。

AppleのiPhone日本進出の動きも気になりますね。
ドコモかソフトバンクかと言われていますが、
ドコモはGoogle Androidへの協力も正式発表しました。

ドコモがiPhoneもAndroidも・・・は考えにくいだけに、iPhoneはソフトバンクでしょうか。

それとも、28日のauの大発表ってもしかしたら・・・?