November 15, 2008

OSS

最近、仕事では某国内ベンダー謹製のRDBMS、某国内SIer謹製の社内DAOフレームワーク、某国内ベンダー謹製のWebアプリケーションフレームワークを使っていますが、すべてプロプライエタリ・クローズドソースプロダクトです。
しかも、あまり情報がないマイナーな製品。

ドキュメントの不備・エラーメッセージの不親切・アヤシイ挙動というものは多かれ少なかれどんな製品にもあるモノですが、OSSならソースコードが公開されているのに・・・という、あまりにも大きいOSSのメリットを反面教師的にひしひしと実感中です。

ソースコードは最後の砦。ドキュメントになんと書いてあろうが、どんなメッセージを吐こうが、ネット上にどんな情報が転がっていようが、ソースコードが絶対です。プログラムは書いてあるとおりにしか動かないのですから。
ネット上の玉石混合な情報や不備の多いドキュメントに振り回され、ベンダーからの回答を待ち、どれだけの時間を消費したことか。
しかし、ソースコードさえ見られればすぐにわかることは多いのです。


こうして書いてみると、何を今更な・ごく平凡な・アタリマエのことしか言ってないのですが・・・本当に実感しているのです。


まあ、ノウハウも情報もあまり無いマイナーでクローズドなプロダクトよりはOSSってことで。

OSSを使う側でもいいけど、中の人になってしまえば公開されていないコードや情報にアクセスもできる?・・・というのも1つの手ですね(笑)