December 7, 2008

世界初のJava-PaaSはMSが実現?

この週末、Windows AzureのPDC2008と公式ページでの発表資料を見てました。

AzureがJavaをサポート?

AzureのWebサイトの至る所に「Windows Azure welcomes third party tools and languages such as Eclipse, Ruby, PHP, and Python.」
とあるので、.NET以外のアプリケーションもサポートしそうですね。
How Does It Work?というタイトルのページのComming Soon のところにある図には、Eclipse/Python/Ruby/PHPのロゴが掲載されています。
http://www.microsoft.com/azure/howdoesitwork.mspx

個人的に注目したいのは「Eclipse」です。Javaもサポートされるのでしょうか?
この、PDC2008発表資料の5ページ目には、Javaのロゴが出てきます。
http://mschnlnine.vo.llnwd.net/d1/pdc08/PPTX/BB01.pptx
確かに、現在Windows Server上で動作するモノは基本的にAzureでもサポートすると言ってますし。
でも「Eclipse」ではなく明確に「Java」と記載されている記述は、他には見つけられませんでした。

Google App Engine がサポートを予定している Python 以外の言語に Java が含まれるという噂もありますが、世界初のJava-PaaSを提供するのがMicrosoftということになったら面白いですね。

まあ、Application Serverは開発者側で用意しなければならないと思うので、ミドルウェアやアプリケーションフレームワークまで用意されている Google App Engine や Force.com よりは一段低いレイヤーになるとは思いますが。
とは言え、独自のアプリケーションサーバやフレームワークよりも、使い慣れたモノが使える方が嬉しい人も多そうではあります。


AzureはWindows?

それにしても・・・

まだスクリーンショット等が公開されていないので詳細は不明ですが、ネット上で稼働するということは、クライアントPCからは専用クライアントツール・ブラウザ・開発環境のエクステンション等から接続し、利用するのでしょうか?

もしそうなら、初のGUIの無いWindowsということに。

Windowsの登場以降、「ウィンドウ」という概念によるGUI操作こそが「Windows」という名前の由来だと思っていたのですが。




スケーラビリティの俳句

余談ですが。

これは、PDC2008での講演資料資料にあったものです。

The Haikus Of Scalability(スケーラビリティの俳句)
http://mschnlnine.vo.llnwd.net/d1/pdc08/PPTX/BB54.pptx

You are born nameless You cannot afford the truth You are one of many
初雪や
水仙の葉の
たわむ迄

Your words echo loss
You fail fast, safely return You try again, again
谷水や
石も歌詠む
山櫻

芭蕉・鬼貫ですね。

スケーラビリティを絡めて何を言いたいのか、全然わかりません(^^;


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