昨日、Spring Framework 2.5.2 がリリースされています。
http://www.springframework.org/node/601
主な変更点は以下の通りです。
- Spring2.0拡張ポイントの完全互換
- MS SQL、MySQL、PostgreSQL、Oracleの拡張SQLエラーコード対応
- TaskExecutorバックエンドとしてのGlassFish/JBoss JCA WorkManagerのサポート
- Eclipse Persistence Services (EclipseLink JPA実装)1.0 M4のサポート
- WebSphere JPA実装(OpenJPA)のサポート
- @RequestMappingアノテーションでの"!myParam"式のサポート
- @RequestMappingアノテーションでの"params"属性の型宣言部でのサポート
- JSP CheckboxesTagとRadioButtonsTagの修正
さらにいくつかのプロダクトをサポートが追加されました。
Seasarは、何でも自前で用意したり、StrutsやJSF実装等の他のプロダクトを取り込んだ自前のフレームワークを用意したりする傾向が強いプロジェクトですが、Springは他のプロダクトとの疎な連係機能を充実させる方向ですね。
Springのこういうところが好きです。
少し前に日本Springユーザ会のMLでも話題になっていましたが、DI/AOPコンテナフレームワークとして日本国内では何かと比較されることの多いSeasarとSpringですが、あくまで「アプリケーションフレームワーク」として進化するSeasarと、ミドルウェア的な「コンテナ」の方向に進化するSpringの思想がだんだん離れてきた感もあります。
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