December 3, 2008

public static final

・・・って、うっかりメソッドの宣言部に書いたら普通にコンパイルできました。

オーバーライド禁止を表す"final"を、オーバーライドという概念のないクラスメソッドに付けてもコンパイラに怒られないんですね。

付ける意味も全くないし、動作もまったく変わらないのですが(笑)

Java言語仕様 8.4.3.2 static Methods、8.4.3.3 final Methodsのどちらにも、クラスメソッドにfinalを付けるとどうなる、という規定はありませんね。
http://java.sun.com/docs/books/jls/third_edition/html/classes.html#8.4.3.2

長いことJavaに関わっていますが、今さら気づきました。

November 29, 2008

セールスフォース・ドットコム岡本君が語るクラウドコンピューティング

差別化できないところにリソースを割くべきか:
クラウドサービス提供ベンダーの視点からみたクラウドの現状
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0811/28/news043.html


この記事を読んで、日本のIT業界ではクラウドコンピューティングへの認識がいかに遅れているかを再確認しました。


岡本君ほどの男がこの内容で講演をしなければならない現実。

彼が、こういう活動に「やれやれ」と思っているのか、充実感を感じているのかは聞いてみないとわかりませんが。

あ・・・なんか誤解を招いていたかも知れません(汗;
ようやく気づきました。
岡本君ほどいろいろ知っていてアイディアも持っている人が話す内容が、聞き手の目線に合わせて会社紹介とクラウドって何?とクラウド使いましょうだけじゃもったいないですよね。岡本君ならもっと面白い話ができるのにね。でも周りがついていかないんだろうなぁ。

・・・って言いたかったのです。
叩いたワケじゃないんです。岡本君、ごめんね。
会社としては、今はこういう場でこういう話をすることは重要なんだろうね。



マルレクという、日本のエンタープライズ系IT業界の最先端に興味を持つ人々が集まるこのセミナーで、この内容で講演が行われる現実。
まだまだ認知度低いんですね。


この程度の内容なら、私にだって喋れます。


クラウドコンピューティングを「市場を形成するビジネス」として認識できていない層がまだまだ多いということなのでしょう。
国内ではまだまだ黎明期なのでしょうか。

事実、実用化・収益化できているベンダーはごくわずかです。



・・・。


このブログでも何度か言及してるので繰り返しになりますが、「どんなビジネスをやるのか?」が無いままに、ビジョンも不明確なままデータセンターだけ作って「SaaS参入」「クラウド参入」などと言い出すベンダーが多いがために、クラウドコンピューティングという言葉は「バズワード」とさえ言われるようになってしまいました。

春頃に、このブログで「SaaSありきでうまくいくはずはない」と書きましたが、この有様です。
「SaaSの収益化は難しい」
「SaaS(という言葉)はサービスの打ち上げにはいいが、利益には結びつきにくいのが現状だ」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0811/07/news118.html


未だにこんな発言をする大手SIerが幅を利かせていますし。
クラウドに興味を持っている顧客はいる。だが必ず「信頼性は?」と聞かれる。それは残念ながら,今のところないに等しい。「自己責任で使ってください,その代わり安いですよ」。そういうものだと理解している。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081031/318289/


まだまだですね。はぁ・・・


November 15, 2008

OSS

最近、仕事では某国内ベンダー謹製のRDBMS、某国内SIer謹製の社内DAOフレームワーク、某国内ベンダー謹製のWebアプリケーションフレームワークを使っていますが、すべてプロプライエタリ・クローズドソースプロダクトです。
しかも、あまり情報がないマイナーな製品。

ドキュメントの不備・エラーメッセージの不親切・アヤシイ挙動というものは多かれ少なかれどんな製品にもあるモノですが、OSSならソースコードが公開されているのに・・・という、あまりにも大きいOSSのメリットを反面教師的にひしひしと実感中です。

ソースコードは最後の砦。ドキュメントになんと書いてあろうが、どんなメッセージを吐こうが、ネット上にどんな情報が転がっていようが、ソースコードが絶対です。プログラムは書いてあるとおりにしか動かないのですから。
ネット上の玉石混合な情報や不備の多いドキュメントに振り回され、ベンダーからの回答を待ち、どれだけの時間を消費したことか。
しかし、ソースコードさえ見られればすぐにわかることは多いのです。


こうして書いてみると、何を今更な・ごく平凡な・アタリマエのことしか言ってないのですが・・・本当に実感しているのです。


まあ、ノウハウも情報もあまり無いマイナーでクローズドなプロダクトよりはOSSってことで。

OSSを使う側でもいいけど、中の人になってしまえば公開されていないコードや情報にアクセスもできる?・・・というのも1つの手ですね(笑)

November 6, 2008

Salesforce.comが新サービスを発表

Salesforce.comが、米サンフランシスコで開催中のDreamforceで、様々な新サービスを発表しました。

  • Force.comアプリを外部公開サイトにできるForce.com Sites
  • Force.comアプリでGoogle Visualizationを利用できる
  • Force.comアプリのAmazon EC2/S3対応
  • Force.comアプリからFaceBook APIを利用できる


各機能の解説は各種ニュースサイトにお任せするとして・・・


この中で私が注目するのは「Force.com Sites」です。
http://developer.force.com/sites
単なる外部公開するWebアプリケーションPaaSプラットフォームとして強力なGoogle App Engine対抗となり得るばかりか、独自ドメインも使えるようですし、SFDCがこれまで提供してきたCRM等と連携して、アンケートやお問い合わせ・サポートなど、マーケティングツールとして幅広く使えそうですね。
Google App Engineで同じことをやろうとしたら自分で作り込まなくてはならない部分があまりにも多すぎます。
SaaSベースのCRMを提供している他ベンダー(OracleやSugarCRMなど)が同じことをやろうとしてもまた、自分で作り込まなくてはならない部分があまりにも多すぎます。
この機能はまだDreamforce参加者限定のプレビュー版ということですが、この機能を使うにはライセンス料がそれほど安くはなさそう・・・と予測しますが・・・。


それから、Amazon EC2/S3対応。
http://wiki.apexdevnet.com/index.php/Amazon_Toolkit
つい先日のエントリーで、オープン性・互換性についての懸念を書いたばかりですが、SFDCはちゃんと対応を考えていました。

まだチュートリアルをちゃんと見ていませんが・・・

Force.comで作成したアプリをAMIにしてAmazon VM上で動作させることができるのかな?

私は、ユーザがクラウドコンピューティングへの抵抗を感じるポイントとして、セキュリティ面の他に互換性の問題があると思います。
クラウドコンピューティングプロバイダのサービス廃止は、フェイルオーバー、サービス障害、プロプライエタリ技術による囲い込み以上に大きな問題です。ユーザは、SFDCのアプリを使えば使うほど、「これが無くなったらどうしよう?」と思いますから。
作成したアプリが、SFDCのクラウド上でも、Amazonのクラウド上でも動作できるならば、ユーザにとって大きなメリットになるでしょう。

ストレージとしてS3が使えるのも大歓迎です。


Facebook連携は・・・
日本国内ユーザはあまり多くないのでまぁいいでしょう(笑)

SpringFramework 2.5.6 リリース

されました。

主な変更点は

  • AspectJ 1.6.2 対応(1.5.x、1.6.x との互換背は保持)
  • EHCache 1.5.0 対応(1.2 以上との互換背は保持)
  • TestNG 5.8 対応(5.5 以上との互換背は保持)
  • OpenJPA 1.1.0 対応(1.2.0 と同様、1.0 との互換性は保持)
  • EclipseLink 1.0.1 対応
など。

changelogはこちら。


来週木曜日に、次期バージョン Spring3.0 について何か発表があるようですね。