http://springframework.jp/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1#swy35rsc
なんと、Seasar のひがさんがSpringユーザー会の勉強会にて Slim3 を紹介してくださいます!!!
Spring な人も、Seasar な人も、あらゆる意味で注目です。
July 4, 2008
今度のSpringユーザー会勉強会はSlim3!
post: liebejudith at: 23:57 0 コメント
labels: Java, Seasar, SpringFramework
July 3, 2008
Tour de Force Tokyo 2008 へ行ってきました
Salesforce.com の開発者向けイベント Tour de Force Tokyo 2008 へ行ってきました。
午前に行われた基調講演は US 本社CEO兼会長であるマーク・ベニオフ氏の講演。
立ち見を含めてギッシリ満員御礼でした。
以前から Salesforce.com に興味を持ち、開発者アカウントでいろいろいじっていた私にはあまり目新しい内容ではありませんでしたが、その中で PaaS こそが Web3.0 であると言い切っていたのが印象的でした。
これには、多方面からいろいろな意見があるかとも思いますが・・・
いつもながらマーク・ベニオフ氏のメッセージはわかりやすく、しかし日本で発言するには少々刺激的にも感じます。
午後のセッションはシステム管理者、IT管理者およびビジネスアナリスト向け (アプリケーション構築初級)、開発者、プログラマ向け (Apex/Visual Force を駆使したプログラミング上級者向け)、ISV,起業家向けと分かれていました。もちろん私は開発者、プログラマ向けのセッションに参加しました。SFDC へ転職した後輩はシステム管理者、IT管理者およびビジネスアナリスト向けのセッションを担当していたらしいのですが・・・。
セッションの内容そのものは私には新しい情報ではありませんでしたが、デモコーナーで SFDC のエンジニアの方とお話しして、作成したアプリケーションのテストについての情報を得られたのが収穫でした。
Force Builder (Web上での開発環境) では、作成したアプリケーションには JUnit のようなメソッド単位のテストコードを書くことができ、75%以上のカヴァレッジが得られないと本番環境へのリリースができないようになっているそうです。
ただしテストコードは Force Builder に限られていて、ForceIDE (Eclipse プラグインでの開発環境) でのユニットテスティングフレームワークが提供されていないのが残念ですが・・・
UI 上のテストは、セレニウムなどを使うしかなさそうです。
しかし、SFDC のすべてのエンジニアがそのあたりを把握しているわけではなさそうです。初めに私が質問した方はテストについてはほとんど答えられませんでした。
後でSFDC へ転職した後輩に聞いたらすべてクリアになりましたが(笑)
エンタープライズ向けアプリケーションの開発では、手動&目視によるテストのみなどという状況はありえません。
少し規模のあるカスタムアプリケーションを作成した場合はユニットテスティングフレームワークが必要になると思われますので、開発者向けの機能に関する今後の展開に期待したいところです。
カスタムオブジェクトを扱う、DbUnit のように更新系テストのための機能を提供するテスティングフレームワークも欲しいですね。
それから、せっかくのテクニカルセッションなので、電源と無線LANを用意して、ノートPCをお持ちの方はその場で試せます!みたいになってるとよかったかも。
体験コーナーの台数も多くなかったし。
post: liebejudith at: 22:58 0 コメント
labels: SaaS, Salesforce, Web2.0
June 29, 2008
JBoss 5.0 CR1 は今週リリース
だそうです。
JBoss の CR 版は、一般的に言うところの RC 版です。
http://www.jboss.org/feeds/post/jboss_as_5_0_status
そして、6-7週後にCR2のリリース、そしてGAと続くのだそうです。
しかし。
ここ2年ぐらい、JBoss Application Server のロードマップは全くアテになりませんね。当初のロードマップでは、JBoss 5.0 はたしか昨年春には出ていたはずなのに。RedHat/JBoss は Seam & WebBeans の開発にかかりっきりなのでしょうか。
JBoss 4.2は JSR-250 Common Annotations がちゃんと実装されていないので、Web コンテナ上で JNDI リソースや EJB オブジェクトのアノテーションによるインジェクションが動作しません。
JBoss 4.2は、まだ JavaEE5 に完全対応できていないのです。
JBoss 5.0 Beta4 は、JMS がうまく動作しなかったり、アプリケーションの自動再デプロイがうまく動作しなかったりセキュリティロールによるアクセス制御がうまく動作しなかったりと、まだまだ安定しません。
JavaEE5 完全対応の OSS のアプリケーションサーバとしては、Glassfish や Apache Geronimo がありますが、個人的には JBoss が好きです。Eclipse が標準で対応していて、zip を展開するだけで使えるという手軽さがいいですね。NetBeans を使う人なら Glassfish がいいのでしょうけど。。。
Eclipse の最新バージョン 3.4 Ganymede がリリースされました
これも数日前のことですが・・・
Eclipse の最新バージョン 3.4 Ganymede がリリースされました。
毎年6月末にリリースというサイクルがすっかり定着しているようです。
http://www.eclipse.org/downloads/
昨年の 3.3 Europa リリース時に IBM は LanguagePack を Donate しないという方針を打ち出したため、しばらく公式の Language Packが 無いという状況が続いていました。(これが日本国内での Eclipse シェア伸び悩み&公式日本語版リリースのある NetBeans 活況化の要因の一つかも?と思っています。)
Eclipse.org では多国語翻訳プロジェクト「Babel」が立ち上がったもののいっこうに動かず、日本では有志による翻訳プラグイン Pleiades が非公式ではあるものの、それなりに普及するという状況でしたが・・・
その Pleiades が Eclipse.org の Babel プロジェクトに翻訳成果を Donate し、晴れて Eclipse.org 公式の Language Pack がリリースされています。
しかも、3.3 Europa、3.4 Ganymede 両対応で、さらにアップデートサイト対応です。
アップデートマネージャに下記のURLを登録して利用できます。
(Europa)
http://download.eclipse.org/technology/babel/update-site/europa
(Ganymede)
http://download.eclipse.org/technology/babel/update-site/ganymede
Pleiades プロジェクトの皆さん、ありがとう!
WTP3.0 を中心に Ganymede を使い倒してみたいと思います。
Sun の John Gage 氏が退社
少し前のニュースですが。
J・ゲージ氏、サン・マイクロシステムズを退社--クリーンテクノロジー投資家に転身
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20374980,00.htm
JavaOneで最初に総合司会的役割で登場する、あの John Gage 氏です。
映画俳優のような、渋さとダンディさとかっこよさとオーラのある方でした。
サン・マイクロシステムズ社員のブログでは、Gage 氏が来日・来訪したことは書いていますが、退社したことには一切触れられていないのが、ちょっと不思議な感じがします。惜しむ声があってもよさそうなのですが・・・なにか不文律でもあるのでしょうか。
それとも、自社社員の退社については触れないのが常識?