「クラウド」とはいったい何か ITベンダーは本質を語れ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090701/332996/
面白いところを突いています。
というか、このブログに書きたかったことを先に書かれたというか。
最近、「クラウドコンピューティング、はじめました」的なベンダーが多いですよね。
でも、この分野で先行し、成功しているのはGoogle、Amazon.com、Salesforce.comであり、これらのベンダーは「クラウドコンピューティング、はじめました」ではありません。
あくまで各社が独自に提供するサービスが先に存在し、そのために整備してきたインフラの解放という形態です。
Googleは言わずとしれた検索エンジンやGmailその他。
Amazon.comはECサイト。
Salesforce.comはCRM/SFA。
そういう観点では、Yahoo、mixi、楽天などにはその素養がありますね。
果たして、何を提供するのかが不明なままに「クラウドコンピューティング、はじめました」のベンダー(FとかHとかIとかUとかSとか)がうまくいくのでしょうか?
ここに先鞭を付けるのはMicrosoftでしょうか?
「クラウドコンピューティング、はじめました」がうまくいったら、クラウドコンピューティングの時代は新しいフェーズに入るのかもしれません。
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