利用開始から1ヶ月ほど。
携帯性
問題無し。タテヨコはiPhoneより小さく、厚みはiPhoneより多少厚いぐらい。
カバンに入れて邪魔にならないサイズ。
バッテリー
問題無し。無通信時にスタンバイモードになるのが効いているのだと思う。
通信品質
問題無し。自分はdocomoのSIMを刺しているので、いPhoneでdocomoのネットワークを使えるのは大きい。
WiFiと3Gの自動切替もすごく便利。
コスパ
問題無し。というか、月額315円(フレッツスポットを使うと+210円)という料金はすごくお得。
所感
もうすぐiPadが届くけど、フレッツ光ポータブルを使うことを見越してWiFiモデルにした。たぶん正解だろうということは容易に想像がつく。既にMBAでは恩恵を受けている。会社支給のPCもデータカードではなく、こちらで接続して使っている。
欠点(というか気づいたこと)は、iPhoneの画面を見ているだけではWifiや3Gの電波状況がまったくわからないこと。逆に言うとこれぐらいしかデメリットを感じない。
非フレッツなプロバイダ + EMobileな人はフレッツ + フレッツ光ポータブル + mopera定額と料金を比較してみる価値はあると思う。フレッツなのにイーモバな人はイーモバ解約してOKだと思う。
May 13, 2011
フレッツ光ポータブルを使ってみた
July 6, 2009
クラウドコンピューティング、はじめました
「クラウド」とはいったい何か ITベンダーは本質を語れ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090701/332996/
面白いところを突いています。
というか、このブログに書きたかったことを先に書かれたというか。
最近、「クラウドコンピューティング、はじめました」的なベンダーが多いですよね。
でも、この分野で先行し、成功しているのはGoogle、Amazon.com、Salesforce.comであり、これらのベンダーは「クラウドコンピューティング、はじめました」ではありません。
あくまで各社が独自に提供するサービスが先に存在し、そのために整備してきたインフラの解放という形態です。
Googleは言わずとしれた検索エンジンやGmailその他。
Amazon.comはECサイト。
Salesforce.comはCRM/SFA。
そういう観点では、Yahoo、mixi、楽天などにはその素養がありますね。
果たして、何を提供するのかが不明なままに「クラウドコンピューティング、はじめました」のベンダー(FとかHとかIとかUとかSとか)がうまくいくのでしょうか?
ここに先鞭を付けるのはMicrosoftでしょうか?
「クラウドコンピューティング、はじめました」がうまくいったら、クラウドコンピューティングの時代は新しいフェーズに入るのかもしれません。
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liebejudith
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July 1, 2009
エコポイントのシステムはForce.com
「エコポイントを支える情報システムの開発にも参画」---セールスフォース宇陀社長
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090701/333049/
エコポイントの交換や申請始まる、Force.com使ったシステムで受け付け
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090701/333032/
「エコポイント」の申し込み画面はクラウド上に。開発期間わずか1カ月?
http://www.publickey.jp/blog/09/1.html
詳しくは書けませんが、かなりの予算規模・プロジェクト規模のシステムですが、信じがたい短期間で構築しています。
クラウドコンピューティングのパワーを感じました。
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liebejudith
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Force.com Free Edition
先月から、US限定で提供が始まっています。
Force.com Platformのの無料版です。
なんと、Force.com Platformの(ほぼ)全機能が、100ユーザ・ディスク容量1GBまで無料で使えます!
Apex/Visualforceも、Web Services APIも、Force.com Sitesも無料で使えます!!
開発サンドボックス(テスト環境)もついています!!!
Developer Editionは開発・学習・検証用で商用利用はNGでしたが、Free Editionは商用利用もOKです!!!!
サインアップ時は英語ですが、Salesforceはもともと多言語対応なので
設定を変えればで全く問題なく日本語化できます。
少し前まではApexコードを作成できなかったのですが、久しぶりにログインしたら作成できるようになっていました。不具合だったのか、サービス内容が変更になったのかは不明ですが・・・
ともかく、これでかなりのことができるようになりました。
注意点は、日本では公式提供されていないということです。
つまり・・・
- どんな簡単な問い合わせでも機能・利用方法・不具合などのサポートを日本法人からは受けられない
- 規定のユーザ数や規定のディスク容量を超えて利用したい場合に有償版へアップグレードしたくても、日本法人とアップグレード契約できない(日本国内ユーザーがUS法人と契約できるかどうかもワカラナイ)
それでも、自己責任で自分でなんとかできる人には朗報ですね。
Google App Engineなどよりもはるかに高機能・パワフル・高開発効率なPaaSを体験してみてはいかがでしょうか?
サインアップはこちら
https://www.salesforce.com/form/signup/freeforce-platform.jsp?d=70130000000EoAM
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liebejudith
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June 19, 2009
iPhone 3G と Google 携帯
OS が3.0にバージョンアップした iPhone 3G と HTC製 Google 携帯。
Google 携帯を1週間ほど使ってみての個人的所感を交えての比較です。
見た目
Google 携帯の勝ち。iPhone よりやや小ぶり・スリムです。これならポケットに入れられるサイズです。あんなにカッコ良かった iPhone がデカい・ゴツいと感じるほとです。
日本語変換
Google 携帯の勝ち。さすがWnn。変換・予測変換の精度は iPhone を大きく引き離しています。日本の携帯の水準にかなり近づいています。
操作性
ハードウェアとしての操作性はiPhone 3G の勝ち。Google 携帯は中央のトラックポイント風のスティックの操作感がイマイチ好きになれません。なんだかグラグラ・ガタガタです。
ソフトウェア面でも、OSの動作・ブラウザの処理速度は iPhone 3G の方が速い・なめらかです。Google 携帯はやや引っかかり感&もたつき感が。画面をタッチしても、思ったところが反応しません。人間の指先なんてかなりアバウトだと思うのですが、Google携帯はバカ正直に反応しているのでしょう。iPhoneは四角四面に反応するのではなく、「きっとここをタッチしたかったんだろうな」を読み取ってくれる感があります。非常に直感的に操作できます。日本語変換だけ見れば Google 携帯ですが、文字入力操作そのものの快適さは iPhone 3G の方が上です。数種類のキーボード画面やカナの入力方法が用意され、自分の使いやすいものを選べるのがいいですね。特に、フリック入力に慣れてしまうと手放せません。
コンテンツ
Android Marlket と iTunes Store。現在のところ、選択肢は圧倒的にiTunes Store が豊富です。しかし、Android のウリは Apple の目が厳しい iTunes Store に比べて Android Market がオープンであるという点のはず。開発者が数々の勝手アプリを(作ろうと思えば)どんどん作れる環境にあります。1年で Android Market がどこまで成長するのかが楽しみです。
こうして並べてしまうと、現時点ではハードは・・・で、ソフト・コンテンツは iPhone という結論に。
今買うなら、個人的には iPhone 3G S をオススメしたいです。操作性は日常の使用にかなりの影響がある要素ですし、何より対応アプリの充実度が違います!
Google携帯は、1年・2年経って Android Marketの成長ぶりを見てからでも遅くはないかと。どうしても Google が好き!とか、新しもの好きとか、まだまだこれからの Android 市場で一旗揚げたい方は今すぐ!ですが。
また、ソフトウェアの動作のもたつきやスティックのガタつきなどは Android というよりも端末固有の問題です。メーカー各社から端末が出そろい、選択肢が豊富になると Google 携帯の魅力もまた違ってくるのでしょう。
June 10, 2009
Google Developer Day 2009へ行ってきました。
Google Developer Day 2009へ行ってきました。
午前中はミーティングが入っていたため、午後からの参加でした。
残念ながら基調講演は聴けず。
HTML5やGoogle Waveの話があったようです。
聴いたセッションは・・・
Google App Engine
- Life of Google App Engine Request -
スピーカーはGoogleのフレッド・ソオー氏。
主にGAEのDatasotre周りの実装テクニックの話でした。
Entityに関連Entityのキーとなる値であるStringのList Propertyを持たせる話とか
Merge Joinのテクニックとか。
私はハッキリ知らないのですが、恐らくLazy Loadingができないため
このようなテクニックが存在するのでは?と思いました。
Joinの話は、Salesforce.comのForce.comも同様なのでよく理解できます。
既にGAEをバリバリ触っているような上級者向けのセッションでした。
Java で動かす Google App Engine
スピーカーはGoogleの夷藤 勇人氏、鵜飼 文敏氏。
こちらはGAE/Jの紹介セッションといった内容。
GAEが何を提供するのか?
認証・Datasotre・キャッシュ・Email・URLフェッチ等でどんなAPIを提供し、どんな実装をしているのか?
Sandbox制限(Force.comのガバナ制限のようなもの)、
今後実装予定の機能、
スケールを考えたデータ構造の設計・実装テクニック(これは直前に聞いたセッションと多少被る内容も。)
などのお話しがありました。
表面上のAPI仕様と実装とが分かれているため、API Proxyというアーキテクチャが実現でき、これによりAOP/インターセプターっぽいことができるという話があり、ちょっとうらやましかったです。
Force.comにもAOP的な機能が欲しいです。
RDBではないので、データの非正規化を恐れずに!という話はよくわかります。あまり細々と正規化してクエリが複雑になるよりは、クラウドにおいてはシンプルなクエリ一発で必要なデータを取れるようにデータ設計するべきですね。
GAEのDatastoreは、「ソフトスキーマ」というアーキテクチャを採用しているそうです。これは、スキーマを固定せずにJPAやJDOのアノテーションのみでスキーマを定義するというものだそうで。
推測するに、Force.comのメタデータに近い概念なのではないでしょうか?
わかりやすく言えば、Force.comではDB物理層に直接テーブル定義を生成しているわけではなく、"メタデータ"と呼ばれる「データ構造の定義」をDBに格納し、実データは多数のカラムを持つ単一テーブルに格納するというアーキテクチャです。
GAEのDatastoreは実装にBigtableが使われているので、やはり物理層にテーブルを作成しているわけではありません。アノテーション定義によってアプリケーション側からはテーブルがあるように見えていながら、その裏側で動いている実装では個々のテーブルを作成せずにデータはすべてBigtableという多数のカラムを持つ単一のテーブルに格納している・・・というアーキテクチャなのでしょう。たぶん。
GAEには非同期処理・テキスト全文検索・インバウンドメール・データのインポート/エクスポート等の機能はまだ実装されておらず、今後実装予定とのことです。
まだエンタープライズ用途では使えないかな。
クラウドコンピューティングがもたらす5つのメリットとは
スピーカーはGoogleの泉 篤彦氏。
エンタープライズ分野のプリセールスエンジニアをされている方だそうです。
このセッションでハッキリ聞くことができました。
Googleがエンタープライズ向けに扱っているサービスには、GAEは含まれていません。
このセッションは、Google AppsのPremier/Education Editionの紹介セッションという色が濃いモノでした。
クラウドコンピューティングがもたらすメリット、というお題ですが、内容はクラウドのメリット、SaaSのメリット、Googleであることのメリット、Google Apps固有のメリットが混在していました。
まあ、キレイに切り分けるのは難しいのですが、気をつけないと「クラウドコンピューティングってよくワカラナイ」という人がますます増えそうです。
他のクラウドサービスとの連携が容易である、というくだりではSalesforceが紹介されていました。
Google エンタープライズ エコシステムとは –Google Enterprise Partner–
こちらも引き続き泉氏のセッション。
エンタープライズ向けサービスのパートナー制度の紹介でした。
Google テクノロジー ライトニングトーク
サイオステクノロジー松尾さんによる、自作のGAE向けフレームワーク"Kay"の紹介。
デバッガを使えるのがいいですね。Force.comもブレークポイントを置いて、ステップ実行して、変数の値を確認して・・・とできたらいいのに。
Seessaaの安藤さんによる、Rails on GAE/Jの話。
当初はエライ大変な手順を踏まないとGAE/J上でRailsを動作させることはできなかったのを、とてもとてもカンタンにした、というお話し。
日本Androidの会の近藤さんによる、Androidが組み込み業界へ与えるインパクトのお話し。将来はPCと携帯の垣根が無くなるという展望をお話しされていました。
スパイスボックスラボラトリの神部さんによる、Open Social Hackathonのお話し。Hackathonに参加しよう!というメッセージを熱く語っていました。
E-flowの久野氏による、Dalvik VM実装のお話し。Google謹製のDalvik VMがケータイJavaの2~5倍も遅かったので、自分で実装してケータイJavaと同等まで持って行ったお話し。非常に素晴らしい成果だと思います。一方で、Dalvik VMとは何か?に一切触れなかったので、会場には「そもそもDalvik VMってなに?」な人が多かったのでは?と心配になりました。
最後に、松尾氏がTokyo GTUG(Tokyo Google Technology Users Group)を立ち上げました、と紹介されていました。
Tokyo GTUG
http://groups.google.com/group/tokyo-gtug
個人的に(職業柄?)Googleのエンタープライズ向けサービス戦略の情報を得たかったのですが、今のところGoogleのエンタープライズ向けサービスはGoogle Appsと検索アプライアンス、企業向けGoogle Map APIという内容のようです。
GAEはデータ管理やユーザの権限コントロールが不十分だったり、ワークフローなどが実装されてなかったりと、エンタープライズ用途にはまだまだですね。
なんと、事前登録者全員に携帯電話がプレゼントされました。
Google製OS「Android」搭載のHTC製端末です。
先日、サンフランシスコで行われたGoogle I/Oでも入場者に配られたそうですが
まさか、日本でもやるとは!
Googleさん、太っ腹です。
これはdocomoから発売されるHT-03Aとほぼ同等のものです。
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/pro/ht03a/index.html
docomo発売前なので、この日この端末を手にした人は
恐らく日本で最も早く日本語入力可能なAndroid端末を入手したことに
なるのではないでしょうか。
あともらったのは、タオルとかステッカーとか。
事前登録の時にTシャツのサイズを聞かれたので
てっきりTシャツをもらえるのかと思っていましたが・・・
急遽タオルに変更になったのでしょうか。
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liebejudith
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April 20, 2009
沈みゆく太陽
今日はいったい、世界中でどれだけの人がこんなタイトルで
ブログエントリを書いているのでしょうか?
かねてより売却先を探していたSun Microsystemsは
先日報道のあったIBMではなく、Oracleに買収されることが決定したそうです。
オラクル、74億ドルでサンの買収に合意、ハードウェア市場へ進出( Computerworld.jp)
http://www.computerworld.jp/topics/ma/143009.html
オラクル、サンの買収で最終合意(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20391986,00.htm
[速報]オラクルが74億ドルでサンを買収(ITpro総合)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090420/328819/
[oracle] Oracle、Sunを買収!!!!!(S/N Ratio (by SATO Naoki) by satonaoki)
http://d.hatena.ne.jp/satonaoki/20090420/p2
ラウンドアップ:オラクル、サン買収に至るまでを振り返る
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20391994,00.htm
米オラクル、サンマイクロを74億ドルで買収へ(Reuters: テクノロジー)
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-37591820090420
【速報】オラクルが74億ドルでサンを買収(@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200904/20/oracle.html
非常に驚きましたが、ニューヨーカーなビジネスマン集団のIBMよりは
シリコンバレー企業のOracleのほうがずっとしっくりくる組み合わせとも言えます。
プロダクトの品揃えでも、被りよりも補完の要素が多いですし。
特にOracle が欲しいのは、Javaテクノロジのリーダーという地位と
サーバおよびストレージでしょう。
MySQLは微妙な立場ですね。
Oracle DBのシェアを下げた強敵でしたから。
Oracleはオープンソースからは一歩引いた立場と見えるので、
Sunの持っているOSSプロダクトがどうなるか、この先に注目です。
Oracleがこの買収を最大限に活かせれば、向かうところ敵なしですね。
ライバルと呼べるのはIBMぐらいでしょうか。
ハードウェア、データベース、アプリケーションサーバ、
Javaテクノロジ、サーバ仮想化、ビジネスアプリケーション、
クラウドプラットフォーム、OS、SOA・・・
エンタープライズ分野でのソリューションをほぼ全方位カバーすることになります。
しかし・・・
私自身、Sunには多くの知り合いがいる・・・と思っていたら
気がつけば既に退職されている方の方が圧倒的に多いという状況でした。
奇しくも今日もまた、大変お世話になった方がSunを退職されると
ブログに書かれた日でもありました。
(ご本人からは1週間ほど前に聞いていたのですが・・・)
ここ数年は株価(=企業価値とも言い換えられますが・・・)が
下がる一方だったSunですが、数々の業界のカリスマを輩出し、
Javaという一大プラットフォームを築いたSunは
いちエンジニアとして憧れの企業でした。
そのSunが無くなってしまうのは本当に寂しい限りです。
January 5, 2009
YAGNIは「今必要なことだけをやれ」ではなく
XPの提唱する「YAGNI(You Aren't Going to Need It)」は
XPの思想から離れて個人への戒めの言葉として使われる場面が多くなった今、
「今必要なことだけをやれ」ではなく、
「今必要とされていることすべてを今すぐやれ」
の方がより的確なのではないかと実感する今日この頃です。
「今必要なことだけをやれ」と言うと、とたんに待ち姿勢・受け身になってしまう人が多いのです。
January 4, 2009
Google App EngineのJava版「Stax」を触ってみました
Amazon EC2上で提供されるJava版PaaSサービス「Stax」をちょっと触ってみました。今のところはβサービスで、まだ実装されていない機能もあったりしますが無料で試すことができます。
「Google App EngineのJava版」としてニュース記事等でも紹介されています。
Java対応のGoogle App Engineとも言うべき「Stax Networks」ローンチ
http://jp.techcrunch.com/archives/20081216stax-networks-launches-google-app-engine-for-java/
用意されている環境
- Apache Tomcat/6.0.16
- MySQL/5.0.51
要するにServlet2.5/JSP2.1環境を使えるってことですね。JVMはJavaSE5相当のようです。
GoogleもSalesforce.comも、Servletコンテナにはより軽いResineを採用していますが、ここはTomcatですね。
サポートするフレームワーク
- Apache Struts(ただし、1.xではなく2.0.11)
- Apache Wicket
- Adobe Flex/BlazeDS
- Google Web Tool Kit
- Adobe ColdFusion 8
- JRuby on Rails
逆に、WEB-INF/libにライブラリをつっこんで、web.xmlを編集して、WEB-INFに必要な設定ファイルを追加すれば他のフレームワークも使えます。DI/AOPコンテナもORマッピングフレームワークも使えます。
Struts1.3.8/Spring2.5.6/iBATIS2.3.4とか、JSF1.2RI/Spring2.5.6/Hibernate3.3.1とか、試してみたら動きました。この分ならSeasar2を使ったアプリも問題なく動作するでしょう。
アカウントの作成
StaxのWebサイト http://www.stax.net/ へ行きます。

「Apply for the Beta」をクリックしてサインアップ画面へ行き、メールアドレスを入力して送信すると認証メールが送られてくるので、そこに書いてあるURLにアクセスするとサインアップ終了です。簡単です。

改めてStaxのWebサイトからログインするとアプリケーション管理画面に入れます。

管理画面では、TomcatのログやApacheのアクセスログ等の参照、アプリケーションの作成・DBの作成・設定・パフォーマンスやアクセス監視モニタの参照等を利用できます。
アプリケーションの作成
管理画面左側メニューの「Create App」をクリックすると、アプリケーションを作成できます。ユニークな名前を付けましょう。Application Core Runtimeからフレームワークを選べますが、前述の通り、Servlet2.5/JSP2.1環境で動作するものなら好きなモノを使えます。用意されているもの以外のフレームワークを使うのなら「Basic Servlet and JSP」を選択してもかまいません。

Stax SDK http://stax-downloads.s3.amazonaws.com/sdk/stax-sdk-0.2.12-dist.zip をダウンロードして解凍しておきます。
http://www.stax.net/appconsole/createapp から、任意の名前のアプリケーションを作成します。
解凍したディレクトリ中の「Stax Console」ショートカットを起動します。
コマンドラインコンソールが起動するので、そこから
stax getapp -a [ユーザ名]/[アプリ名] -u [ユーザ名] -p [パスワード]
を実行すると、アプリケーションのひな形がダウンロードされます。このひな形はEclipseプロジェクトになっているので、そのままEclipseへインポート可能です。でもこのプロジェクトはWTP互換じゃないのが残念です。
アプリケーションの構造
- webapp: JavaEE Webアプリケーションディレクトリ
- src: Java ソースファイルディレクトリ
- conf/stax-application.xml: Stax デプロイメントディスクリプタ
DBの作成
管理画面左側メニューの「Create DB」をクリックすると、アプリケーションを作成できます。任意のDB名、ユーザー名、パスワードを設定します。

DB作成後、テーブルやら何やらを作成するには、なんとTCP:3306が開いているのでMySQL Query Browser や mysql コマンドが使えます(^^;(←いいのか?)
アプリケーションのconfディレクトリにあるstax-application.xmlに、下記の設定を追記します。
<resource name="jdbc/db01" auth="Container" type="javax.sql.DataSource">
<param name="username" value="[ユーザ名]" />
<param name="password" value="[パスワード]" />
<param name="url" value="jdbc:stax://[DB名]" />
</resource>
Javaアプリケーションからは、JNDI参照名「java:comp/env/jdbc/[DB名]」でLookupできます。
アプリケーションのデプロイと動作確認
コマンドラインから
stax deploy -a [ユーザ名]/[アプリ名] -u [ユーザ名] -p [パスワード]
とすると、作成したアプリケーションをアップロードできます。
Antを使ってWARファイルからのデプロイも可能です。WARファイルをそのままアップロードできるUIがあればいいのに。。。
次のURLからアプリケーションの動作を確認できます。
http://[アプリ名].[ユーザ名].staxapps.net/
何度アップロード/デプロイし直しても反映されるので、クラスローダはカスタマイズしていじっているっぽいですね。Tomcatのデフォルトのリロード機能ではヒープメモリがすぐに破綻しますから。
[追記]
サーバのログを見るとTomcatまんま再起動しているっぽいです。
一度デプロイしたアプリケーションは削除できません(^^;削除機能はまだ未実装のようです。
ちょっと触った所感
Tomcat/MySQL/Eclipse環境に慣れた人ならすぐに開発できるのが良いですね。フレームワークもお仕着せのものだけでなく好きなものを選べますし、使い慣れたRDBがそのまま使えます。Python/Django/webappsにどうしてもなじめず、Google App Engineを放り出してしまった私には嬉しいポイントです。
懸念としては、サーバの信頼性・可用性・セキュリティと正式サービス開始後の料金体系です。まあ、これはすべてのクラウドサービスに言われていることですが。Amazon E2Cを利用しているのでこのレベルではある程度の信頼性はありますが、その上で動作しているアプリケーションサーバレベルではStaxの技術力・資金力・信頼性が問われるところでしょう。
Amazon EC2上に構築されたってのが、次世代のビジネスモデルを予感させます。自前のデータセンターを持たずにSaaS/PaaS事業を展開するという例はこれからも増える可能性がありますね。
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liebejudith
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December 31, 2008
2008年を振り返って
2008年は「SaaS元年」とも言われましたが、振り返ってみると「SaaS」よりも「クラウドコンピューティング」という言葉の方が幅を利かせていた感があります。
SaaSはクラウドコンピューティングの使い道の1つ・クラウドコンピューティングの1形態ではあります。
クラウドコンピューティングの現状は、まだまだ多くのベンダーが研究開発段階・試験サービス段階だったり、多くのユーザー企業が評価段階だったりするためか、サービスよりもクラウドそのもののアーキテクチャに目を向ける人が多かったような気もしました。
でも、クラウドがどんなアーキテクチャで構成されているのかなんて、わからなくていいんです。マルチテナントとか、内部がP2P的構成になっているとか、メタデータアーキテクチャとか、仮想化レイヤーの構成とか、内輪の話であって、ユーザにとってはどうでもいいんです。
そんなことはわからなくていいのが、「クラウド」なのですから。
そういう意味では、各社のクラウドコンピューティングのインフラが整いつつあり、その上でユーザに対してどんなサービス/プラットフォームが提供されるのか?が問われ、内容と質が比較される2009年こそが、真の「SaaS/PaaS元年」になるのかもしれません。
「クラウドコンピューティングはバズワードに過ぎない」と言う人もいますが、違います。確実に、実用化・事業化・収益化している大手が存在する分野ですから。
今年もあとわずか。ありがとうございました。
来年からは私自身の立ち位置が少々変わるため、これまでのように思いつきでふらっと書くことはできないと思いますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
2008年12月31日
liebejudith拝
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liebejudith
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06:39
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December 10, 2008
Force.com Sites を試してみました
Force.com Sites は、Salesforce.com が提供する Force.com を使って、外部公開向けサイトを構築できる機能です。
今までの Salesforce.com の提供する機能は、社内向け・組織内部向けが中心だったのですが Force.com Sites で外部公開サイトの作成も同じようにできるようになったみたいです。しかも、従来の機能とバッチリ連携・組み合わせできます。
Google App Engine でも「外部公開向けサイトを構築」という意味では同じようなことができるのですが、Force.com Sites は従来の Force.com と全く同じように、SaaS 形式で用意された開発環境上でサイトを作れること、Salesforce の機能と完全にシームレスに連携できること、それから・・・恐らく・・・料金が違います。Force.com Sites はまだ正式サービスではないので料金体系も明らかになっていないのですが。
「※Force.com SitesはDreamforce 2008で発表され、現在はDreamforce参加者にのみ開発者プレビューが提供されてます。」とあったので、そうかと思っていたのですが、1週間ぐらい前から開発者プレビューが開始されていたようです。
ここから申し込めるので、さっそく登録してみました。すでにDeveloperアカウントを持っている人はかなりカンタンに申し込みができます。
http://developer.force.com/iwantsites
登録後にログインすると、左側の「開発」メニューに「サイト」というメニューが追加されていました。
ドキュメントは英語のみですが、管理画面はすべて日本語化されています。
まず最初に、ドメインを登録します。自分が所有している完全オリジナルドメインも使えるようです。ドメインは一度設定すると後から変更ができないようです。
次に、サイトを作成します。
「フィードの有効化」にチェックを淹れるだけで、フィード配信も可能です。
通常の公開サイトで使いそうなページはデフォルトでテンプレートが用意されています。
もちろん、Visual Force を使って自由に新規作成・編集可能です。
こんな感じでサイトを作っていきます。なんだか CMS っぽい色合いも濃くなってきた感があります。SaaS 形式の CMS。
いやぁー、これから楽しくなりそうです。
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liebejudith
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December 9, 2008
Spring Framework 3.0 M1 のEL式
Spring Framework 3.0 M1 のEL式
<bean id="beanA" class="com.developpez.hikage.spring3.BeanA" >
<property name="valueTwo" value="test"/>
</bean>
<bean id="beanB" class="com.developpez.hikage.spring3.BeanB" >
<property name="valueOne" value="#{beanA.valueTwo}">
</property>
</bean>
とか書ける実行時評価式のようです。
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liebejudith
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02:26
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December 8, 2008
Force.com for Google App Engine
Force.com for Google App Engine
http://developer.force.com/appengine
というのがリリースされたみたいです。GAEからForce.comのAPIを呼び出せるPythonライブラリだそうです。
コンシューマ向けのフロントはGAEで、顧客情報管理はセールスフォースで、のような利用が想定されているのでしょうか。
来年からサービス開始すると発表されているForce.com Sitesも外部公開サイト向けの機能ですが、まだ一部ユーザ向けプレビューのみで料金体系や利用上の制約条件が発表されていません。Force.com Sites では完全独自ドメインでの利用は難しいですし。
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liebejudith
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23:08
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December 7, 2008
Spring Framework 3.0M1 リリース
Spring Frameworkの次期バージョン3.0の最初のマイルストーンがリリースされましたね。
http://blog.springsource.com/2008/12/05/spring-framework-30-m1-released/
ドキュメントはまだJavadocしかありません。
BeanFactory#getBean()がGenerics対応してます。
・・・WebアプリではWebApplicationContextを使うからあまり関係ありませんが(笑)
@Configurationや@Beanは入っていませんね・・・
3.0で入ると言われていたSpring Java Config は、今のところは標準でバンドルされていないようです。
Changelogをざっと見たところ、主要なポイントはこんな感じです。
- JavaSE5サポート(Genericsや可変長引数など)
- JUnit 4.5 および JRuby 1.1 のサポート
- WebLogic 8.1 および WebSphere 5.1 のサポートを削除
- ネイティブ TopLink API のサポートを削除(JPA使いましょう)
- Commons Attributes のサポートの削除(Java5のアノテーションを使いましょう)
- Jakarta JSTL for JSP1.2 のサポートを削除(JSP2.0を使いましょう)
- Struts 1.x Action delegation をサポート(DelegatingRequestProcessorを使いましょうってことかな?)
- ContextLoaderServlet および Log4jConfigServlet を削除(もう要らないよね?ってことかな?)
- JUnit 3.8は非推奨に
- Bean定義で#{...}式をサポート
- Atom/RSS Feed View を追加
- "spring:url" および "spring:param" JSP タグを追加
あとは、Spring ELというのが導入され、Bean定義で#{…}が使えるとのことですが・・・Javadocだけで、マニュアルもサンプルアプリケーションも無い状況ではいまいちピンと来ません・・・
明記されている箇所を見つけられなかったのですが、J2SE1
4.2以前のサポートは削除され、JavaSE5以降が前提となっている可能性も高そうです。
※追記:思いっきり「Note that Spring Framework 3.0 requires Java 5 or above and J2EE 1.4 or above. We are building on Java 6 and Java EE 5 as the primary platform levels - but rest assured, we will retain compatibility with Java 5 enabled J2EE 1.4 servers such as WebLogic 9 and WebSphere 6.1.」とありました・・・(汗;
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liebejudith
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世界初のJava-PaaSはMSが実現?
この週末、Windows AzureのPDC2008と公式ページでの発表資料を見てました。
AzureがJavaをサポート?
AzureのWebサイトの至る所に「Windows Azure welcomes third party tools and languages such as Eclipse, Ruby, PHP, and Python.」
とあるので、.NET以外のアプリケーションもサポートしそうですね。
How Does It Work?というタイトルのページのComming Soon のところにある図には、Eclipse/Python/Ruby/PHPのロゴが掲載されています。
http://www.microsoft.com/azure/howdoesitwork.mspx
個人的に注目したいのは「Eclipse」です。Javaもサポートされるのでしょうか?
この、PDC2008発表資料の5ページ目には、Javaのロゴが出てきます。
http://mschnlnine.vo.llnwd.net/d1/pdc08/PPTX/BB01.pptx
確かに、現在Windows Server上で動作するモノは基本的にAzureでもサポートすると言ってますし。
でも「Eclipse」ではなく明確に「Java」と記載されている記述は、他には見つけられませんでした。
Google App Engine がサポートを予定している Python 以外の言語に Java が含まれるという噂もありますが、世界初のJava-PaaSを提供するのがMicrosoftということになったら面白いですね。
まあ、Application Serverは開発者側で用意しなければならないと思うので、ミドルウェアやアプリケーションフレームワークまで用意されている Google App Engine や Force.com よりは一段低いレイヤーになるとは思いますが。
とは言え、独自のアプリケーションサーバやフレームワークよりも、使い慣れたモノが使える方が嬉しい人も多そうではあります。
AzureはWindows?
それにしても・・・
まだスクリーンショット等が公開されていないので詳細は不明ですが、ネット上で稼働するということは、クライアントPCからは専用クライアントツール・ブラウザ・開発環境のエクステンション等から接続し、利用するのでしょうか?
もしそうなら、初のGUIの無いWindowsということに。
Windowsの登場以降、「ウィンドウ」という概念によるGUI操作こそが「Windows」という名前の由来だと思っていたのですが。
スケーラビリティの俳句
余談ですが。
これは、PDC2008での講演資料資料にあったものです。
The Haikus Of Scalability(スケーラビリティの俳句)
http://mschnlnine.vo.llnwd.net/d1/pdc08/PPTX/BB54.pptx
You are born nameless You cannot afford the truth You are one of many
初雪や
水仙の葉の
たわむ迄
Your words echo loss
You fail fast, safely return You try again, again
谷水や
石も歌詠む
山櫻
芭蕉・鬼貫ですね。
スケーラビリティを絡めて何を言いたいのか、全然わかりません(^^;
December 5, 2008
なんも考えずに"リテラル".equals(s)と書け
なんも考えずに"リテラル".equals(s)と書け
http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20081204#1228409639
私は逆の意見です。
"リテラル".equals(s)
は私にとって既にトリッキーで、一瞬ではありますが「ん?」と考えなければならないコードです。
たとえば、「"OK"が処理結果なら」と「処理結果が"OK"なら」はどちらが自然でわかりやすいでしょう?
「こちらのほうが美しい」という理由よりも、「こちらのほうが安全」という理由で書き方を選んだほうがいい。
より多くの人が違和感なく自然に理解できるコードこそが安全だと私は考えます。
・・・まぁ、気持ちはわからなくはないのですが。
December 4, 2008
「ソフトウエア+サービス」を指向するMicrosoftの苦悩
パッケージとクラウド(SaaS/PaaS)の両方をやろうとする企業は辛そうですね。
「ソフトウエア+サービス」を指向するMicrosoftの苦悩
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081203/320635/
IBMのクラウドコンピューティングコンサルティングサービス、利害の衝突を巻き起こす?
http://www.infoq.com/jp/news/2008/12/IBM-Cloud-Conflict-of-Interests
案の定というべきか、わかっていたことではあるのですが。
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labels: Cloud Computing, IBM, Microsoft
December 3, 2008
public static final
・・・って、うっかりメソッドの宣言部に書いたら普通にコンパイルできました。
オーバーライド禁止を表す"final"を、オーバーライドという概念のないクラスメソッドに付けてもコンパイラに怒られないんですね。
付ける意味も全くないし、動作もまったく変わらないのですが(笑)
Java言語仕様 8.4.3.2 static Methods、8.4.3.3 final Methodsのどちらにも、クラスメソッドにfinalを付けるとどうなる、という規定はありませんね。
http://java.sun.com/docs/books/jls/third_edition/html/classes.html#8.4.3.2
長いことJavaに関わっていますが、今さら気づきました。
November 29, 2008
セールスフォース・ドットコム岡本君が語るクラウドコンピューティング
差別化できないところにリソースを割くべきか:
クラウドサービス提供ベンダーの視点からみたクラウドの現状
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0811/28/news043.html
この記事を読んで、日本のIT業界ではクラウドコンピューティングへの認識がいかに遅れているかを再確認しました。
岡本君ほどの男がこの内容で講演をしなければならない現実。
彼が、こういう活動に「やれやれ」と思っているのか、充実感を感じているのかは聞いてみないとわかりませんが。
あ・・・なんか誤解を招いていたかも知れません(汗;
ようやく気づきました。
岡本君ほどいろいろ知っていてアイディアも持っている人が話す内容が、聞き手の目線に合わせて会社紹介とクラウドって何?とクラウド使いましょうだけじゃもったいないですよね。岡本君ならもっと面白い話ができるのにね。でも周りがついていかないんだろうなぁ。
・・・って言いたかったのです。
叩いたワケじゃないんです。岡本君、ごめんね。
会社としては、今はこういう場でこういう話をすることは重要なんだろうね。
マルレクという、日本のエンタープライズ系IT業界の最先端に興味を持つ人々が集まるこのセミナーで、この内容で講演が行われる現実。
まだまだ認知度低いんですね。
この程度の内容なら、私にだって喋れます。
クラウドコンピューティングを「市場を形成するビジネス」として認識できていない層がまだまだ多いということなのでしょう。
国内ではまだまだ黎明期なのでしょうか。
事実、実用化・収益化できているベンダーはごくわずかです。
・・・。
このブログでも何度か言及してるので繰り返しになりますが、「どんなビジネスをやるのか?」が無いままに、ビジョンも不明確なままデータセンターだけ作って「SaaS参入」「クラウド参入」などと言い出すベンダーが多いがために、クラウドコンピューティングという言葉は「バズワード」とさえ言われるようになってしまいました。
春頃に、このブログで「SaaSありきでうまくいくはずはない」と書きましたが、この有様です。
「SaaSの収益化は難しい」
「SaaS(という言葉)はサービスの打ち上げにはいいが、利益には結びつきにくいのが現状だ」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0811/07/news118.html
未だにこんな発言をする大手SIerが幅を利かせていますし。
クラウドに興味を持っている顧客はいる。だが必ず「信頼性は?」と聞かれる。それは残念ながら,今のところないに等しい。「自己責任で使ってください,その代わり安いですよ」。そういうものだと理解している。http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081031/318289/
まだまだですね。はぁ・・・
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labels: Cloud Computing, PaaS, SaaS, Salesforce
November 15, 2008
OSS
最近、仕事では某国内ベンダー謹製のRDBMS、某国内SIer謹製の社内DAOフレームワーク、某国内ベンダー謹製のWebアプリケーションフレームワークを使っていますが、すべてプロプライエタリ・クローズドソースプロダクトです。
しかも、あまり情報がないマイナーな製品。
ドキュメントの不備・エラーメッセージの不親切・アヤシイ挙動というものは多かれ少なかれどんな製品にもあるモノですが、OSSならソースコードが公開されているのに・・・という、あまりにも大きいOSSのメリットを反面教師的にひしひしと実感中です。
ソースコードは最後の砦。ドキュメントになんと書いてあろうが、どんなメッセージを吐こうが、ネット上にどんな情報が転がっていようが、ソースコードが絶対です。プログラムは書いてあるとおりにしか動かないのですから。
ネット上の玉石混合な情報や不備の多いドキュメントに振り回され、ベンダーからの回答を待ち、どれだけの時間を消費したことか。
しかし、ソースコードさえ見られればすぐにわかることは多いのです。
こうして書いてみると、何を今更な・ごく平凡な・アタリマエのことしか言ってないのですが・・・本当に実感しているのです。
まあ、ノウハウも情報もあまり無いマイナーでクローズドなプロダクトよりはOSSってことで。
OSSを使う側でもいいけど、中の人になってしまえば公開されていないコードや情報にアクセスもできる?・・・というのも1つの手ですね(笑)


